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zoom RSS つらつらと思いつくままに 〜その353:日本の大学は多様性に耐えられるのか?〜

<<   作成日時 : 2012/02/10 21:21   >>

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【マイクロソフトの技術が大学入試を変える?】
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20120209/1041080/

日本マイクロソフトと東京大学先端科学技術研究センターは、障害のある児童、生徒が教育機関の入学試験において、ICTを利用しやすくするための取り組みを開始。その第1弾として、両者は共同で、支援ソフトウエア「Lime(ライム)」を開発。無償で公開を開始した。

 肢体不自由や学習障害の児童、生徒たちが高校や大学などの入学試験において、合理的に配慮を受けられることを目標に開発したものだという。

 デジタル機器は、障害者にとっても有効な教育ツールであり、授業などでもPCの利用が促進されている。しかし、定期試験や入試になると、その環境は大きく変わってくる。

 例えば、上肢麻痺の生徒が、作文の試験でワープロの利用申請を行ったとしても、日本語入力ソフトウエアの漢字変換候補で漢字の表記が分かるため、一般の受験生との間に公平性を欠くという理由から、PC利用の特別措置が認められないという実態がある。


ICTを使えば少なくとも、漢字については他の受験者と差がつく事になります。
であれば、受験生全員がICTを使う試験にするのも一つの手。
そうなると、試験を出す側も試験の質を問われる事になります。
例えば、論述式の試験で誤字脱字について減点・・・なんてのは、ほぼ意味が無くなります。(まあ、そんな事をしている大学があればって事ですが)

誤字・脱字がほぼない事を前提とすれば、文章の構成力だとか作文(国語のくだらない作文ではなく、文を作ると言う意味での作文ですね)の能力が問われる事になります。
上手くやれば、質の向上に繋がりそうです。

とは言え、受験をクリア出来たとしても、実際の大学生活は困難を極める可能性があります。

学習障害がありながらも大学で学んでいる学生は、米国では18万人にのぼる。それに対して、日本はわずか81人と桁違いに少ない。肢体に不自由を持つ大学生は米国では31万人であるのに対して、日本は大学院、専門学校を含めても2353人とわずかである。こうした障害を持った学生の比率は米国では全学生の10.8%に対して、日本では0.27%という大きな差が生まれている。

上記で分かるように、そもそも大学には障害者がほとんどいません。
わたしの在学中も、障害者を大学構内で見かける事はありませんでした。
受験のハンデだけでなく、合格後の受入体制が出来ている大学がどれ位あるのでしょうか?

バリアフリー対応の大学はかなり増えているようです(http://www.zensekiren.jp/activ/daigaku_f.html :H17年の資料なので古いですが)が、内容を読むと、障害者に本当に配慮してるかどうかは疑問符が・・・
年齢・性別・国籍等々を問わず、優秀な意欲のある人を集めたいのであれば、日本の大学も(大学こそが?)変わる必要がありそうです。

少なくとも就職予備校と化した大学に、大学としての存在価値はない と思うのですけどね。
個人的な意見ですが、卒業後の就職率を謳うより、国際学会での論文の発表実績とか表彰されたとかを謳って欲しいものです。
大学が変われば、企業だって変わらざるをえないと思うのですけどね。

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